事業内容について
アクセスセキュリティでは、図書館における入退館管理や在館管理のための自社開発システムから自動貸し出し装置や図書館専用のセキュリティゲートまで、ソフト・ハードの両製品を取りそろえることで、図書館運営に関わる課題やニーズに対して幅広く対応しています。
創業以来、数多くの大学図書館のお客さまと取引させていただく中で培われた豊富なノウハウと導入実績により、既存のソフト・ハードウェアをそのまま導入するのではなく、お客さまそれぞれに最適な形でカスタマイズして納品する、高い対応力が当社の強みです。
ICカード型学生証を導入されているお客さまに対しては、すでに利用されている既存の学生管理システムと当社管理システムとを紐づけることが可能ですので、新しい図書カードの発行といった新規導入にかかるコストを大幅に削減できると同時に、現場で対応される図書館員さまの導入負担の軽減にも貢献します。
各図書館に最適な製品選びから導入計画までを提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
入退館管理システム
入退館管理システムは、利用者の安全とセキュリティの維持に加え、保有する数多くの重要文献などの図書館資源の管理において、不可欠な要素です。
当社の提供する入退館管理システムでは、貸し出し図書の利用者だけでなく、館内のコミュニティスペースやPC検索ブース、自習室などの利用者を含む全ての館内利用者データを一元管理することが可能です。
収集した利用者データをもとに、利用エリアや用途などのセグメント別利用者データを抽出することができるため、利用者ニーズの高い書籍の購入や設備拡充の実現に貢献します。
入退館管理システム導入のお客さまに対しては、1年間の無料保守を提供しており、期間中に発生した故障や不具合は迅速に対応いたします。
導入サポートはもちろん、運用中に生まれたちょっとした疑問に対しても、担当者がお応えします。
当社担当者が無料保守期間終了後も継続的にお客さまの運用状況を確認し、適宜アフターフォローに入るため、年度点検保守契約をご用意しています。
在館者数表示システム
当社の在館管理システムは、図書館員さまはもちろん、来館される利用者の方々もリアルタイムで図書館内の利用者数が把握できる点が大きな特長のシステムです。
在館人数の最大値を設定しておくことで、現在の在館人数から館内の混雑状況も同時に可視化されるこのシステムは、感染症拡大期間における入場制限においても大いに役立ち、全国各地の大学図書館のご担当者さまより多くの問い合わせ・ご注文をいただいております。
在館中の利用者情報と館内での行動傾向などのデータを集積し、データベース化することにより、混雑状況の把握以外にも、館内のデジタルサイネージに最適な情報を最適なタイミングで表示できるようになるなどの新たな価値創造につなげていくことを目指しています。
導入後1年間は無償保守サービスを提供しており、全国各地のお客さまのもとへ迅速に弊社スタッフが駆けつけます。
また、営業担当者と技術担当者との密な連携により、お客さまからの些細なご要望や仕さま変更に対する最適案を技術者視点からスピーディーかつ的確に提案できる点も、当社の大きな強みです。
BDS
BDS(未手続持ち出し防止装置)とは、蔵書に貼付されたタトルテープ™感知マーカーを検知し、貸し出し手続きが未処理の図書の持ち出しを防止するシステムです。
入退館ゲートと連動させることで、無断持ち出しをブザーやランプで知らせてくれたり、ゲートが閉じることで物理的に持ち出しを遮るため、図書館員さまが目視で監視したり、紛失調査をする必要がなくなり、より効率的かつ正確な蔵書管理が実現します。
磁気の検知精度を高い状態で維持するには、専門技術を持ったプロフェッショナルによる定期的なメンテナンスが不可欠であるため、BDSを導入されているお客さまに対し当社では、導入からメンテナンスまでを一気通貫でサポートしています。
自動貸し出し装置
自動貸し出し装置は、図書館員さまとご利用者さま双方に対し、効率的かつ利便性の高い図書館サービスの提供を実現するとして、近年多くの図書館で導入が進められています。
これまで貸し出し図書に貼付されたバーコードを一つずつ手作業で読み取っていった貸し出し作業が自動化されることで、図書館員さまの業務負荷の大幅軽減を実現するに加え、ご利用者さまも手続きカウンターでの待ち時間を省くことができます。
当社では、既存のタトルテープ™感知マーカーによる自動貸し出し処理が可能な機種の他に、ICタグによる自動貸し出し処理に対応した機種も取り扱っています。
蔵書管理にICタグを導入することで、自動貸し出しの他にも、定期的な蔵書点検が非接触でスピーディーに行えたり、入退館ゲートの通過だけで貸し出し手続きが完了できたりと、さらなる図書館員さまの負荷軽減と利用者さまの利便性向上の実現が可能です。
ICタグの導入につきましても、図書館の規模や蔵書数、ご要望のハードウェアやご予算などを丁寧にヒアリングし、リーズナブルでスムーズな導入をサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。